埼玉県さいたま市のお客さまから「ナショナル製の高気密高断熱住宅用全館空調システムが効かなくなってしまったため、システムを交換したい」とのご依頼をいただきました。

設置されていたナショナル製の全館空調は室内機が「FY-Z32DB1K」2台、室外機が「FY-D64UE1K」の組み合わせでした。

機器選定にあたっては、当初マルチタイプのルームエアコンを検討しましたが、風量が十分に確保できないと見込まれることから、より強力な5kwのエアコンと熱交換換気扇を2セット導入することをご提案させていただきました。

お客さまの住宅は高気密高断熱仕様の「在来工法」で、小屋裏に室内機が設置されており、点検口も広めに作られているため、室内機の搬出・搬入作業はスムーズに行うことができました。

 

既設の室内機と室外機を確認します。

全館空調の室外機にフロン類を閉じ込める「ポンプダウン」と呼ばれる作業を行ったあと、フロン類を回収します。

養生したうえで古い室内機を取り外していきます。

新しい全館空調は機器の数が増えますので、2段にして設置します。

換気扇の点検・メンテナンスがしやすいように、ロフトの壁面に点検口を新たに設置させていただき、横から点検できるようにしました。

既存の点検口からも点検がしやすい位置にエアコンを設置させていただきました。

新しい室外機を設置して、各種配管を接続のうえ試運転を行います。

最後に換気機器の風量測定を行い、作業完了です。

 

サニーシステムでは、全館空調の設置・交換工事をはじめ、各種空調設備の工事を承っております。
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