東京都杉並区のお客さまから「三菱電機製住宅用全館空調システムのダクトクリーニングをしたい」とのご依頼をいただきました。

空調ダクトや換気ダクトには、フィルターや集塵機、空気清浄機が組み込まれている製品もありますが、屋外から空気を取り込むダクトや室内から吸気するダクトは特に汚れやすくなります。
この汚れを放置すると、空調・換気効率が低下したり、カビが発生して悪臭や健康被害に繋がる恐れがあります。
このため、定期的なダクト清掃が欠かせません。

はじめに既設の全館空調システムを確認します。
床置きのタイプで、エアコンと24時間換気ユニットが一体型となった機器が設置されていました。

機器の状況を確認したうえで、クリーニングの手順や装置の配置を決めたあと、室内を養生していきます。

ダクトクリーニングと併せて洗浄する「分岐チャンバー」を取り外します。

チャンバーの内部を洗浄します。
写真左側が洗浄前で、カビのようなものが発生して黒く汚れている様子がわかります。
写真右側は洗浄後で、新品のようにきれいになりました。

ダクトの片側から集塵機でホコリなどを吸引し、反対側から洗浄ブラシを挿入して、きれいに洗浄します。

洗浄後、取り外した分岐チャンバーを戻して、各ダクトを接続します。

最後に機器の試運転を行い、埃などのゴミが出てこないことを確認するとともに、風量の測定を行って作業完了です。

 

サニーシステムでは、全館空調クリーニングやダクト清掃をはじめ、各種空調設備の工事も承っております。
全館空調クリーニング・ダクト清掃のご依頼・ご相談はサニーシステムまでお気軽にご相談ください。