家庭用エアコン 業務用エアコン
中小規模の店舗やオフィスにエアコンを設置する際に業務用エアコンと家庭用エアコン、どちらを設置しようか悩んだことはございませんか?
「コストを重視」した方がいいのか、「管理面を重視」した方がいいのか、それとも、「建物」により異なるのか。
今回は種類の多い壁掛けエアコンの中で「業務用(パッケージエアコン)」と「家庭用」の2種類に分けて、「建物」「コスト」「管理」の3つの分野から、ダイキン工業株式会社の機種を参考に検証していきます。
建物の特徴によっては、業務用または家庭用でないと設置が難しいケースもあるため、まずは建物に合わせた壁掛けエアコンの選び方を見ていきましょう。
一般的に、家庭用のエアコンは室内にコンセントが必要です。
室内側にコンセントを設置するのが難しい場合には、「業務用エアコン」または「室外電源タイプの家庭用エアコン」を選びましょう。
機器設置スペースが狭い場合は、小型で省スペース設計されている「家庭用エアコン」が最適です。
業務用エアコンは4.0kW~5.6kWまでは家庭用エアコンと幅が変わらないのですが、空調能力が高いほど機器の横幅が大きくなってしまうため、設置スペースに余裕が必要となります。
室内機から室外機までの距離が非常に離れていると家庭用エアコンでは設置できない場合があるため、「業務用エアコン」がおすすめです。
購入時には、初期費用でまとまった金額が必要になるイニシャルコストはもちろん、購入後かかり続けるランニングコストも気になるもの。コスト面では業務用と家庭用、どちらが良いのでしょうか。
初期費用は「家庭用エアコン」の方が安価で、お求めいただきやすい価格となっています。
家庭用エアコンのスタンダードモデル「Eシリーズ」は5.6kWの能力まであります。家庭用エアコンの空調能力で間に合うという場合には家庭用エアコンも検討してみると良いでしょう。
どのくらいの空調能力が必要か分からないという場合には、是非ご相談ください。
業務用エアコンは家庭用エアコンに比べると消費電力が少ないため、毎日長時間使用する環境では業務用エアコンが優れています。
建物にすでに動力の契約がされている場合、動力契約の方がkWあたりの電気の単価が安いため、ランニングコストを抑えられることがあります。特に広いスペースを効率的に冷暖房するには、動力契約がおすすめです。
動力でエアコンを運転できるのは業務用エアコンのみになります。
店舗やオフィスの業種によっては、誰がどのようにエアコンを管理するかを検討する場合も出てくると思います。
例えば、曜日により使用する時間帯が異なるオフィスや無人の24時間店舗など。
運営方法に合わせて管理の仕方が異なる場合は設置するエアコンも異なってきます。
曜日により使用する時間帯が異なる店舗の場合、業務用エアコンを検討してみてはいかがでしょうか。
細やかなタイマースケジュールの設定や多彩な制御機能が充実していることが多いため、店舗やオフィスでの効率的な空調管理を行うことができます。
今のところ業務用エアコンにはスマホで簡単に管理ができる機能がありません。
外出先から手軽にスマホで管理したい場合は家庭用のエアコンをおすすめいたします。
例えば
などのメリットがあるため、常時店舗やオフィスにいなくても管理が可能です 。
業務用エアコン、家庭用エアコンに関わらず、日々のお手入れは欠かせないのですが、業務用エアコンの場合、すべての機器で年に4回の簡易点検がフロン排出抑制法で義務になっています。
簡易点検の手間を省くのでしたら家庭用エアコンをおすすめいたします。
簡易点検は外部委託が可能で、ダイキン製品の場合は自動で簡易点検を行ってくれる「アシネットサービス」もありますので、是非ご検討ください。
アシネットサービスは、下記の記事でもご紹介しております。
業務用エアコンの「点検」してますか?
サニーシステムでは、お客さまの建物の環境やニーズにあわせて、最適な業務用エアコン・家庭用エアコン選びをサポートし、お見積りから設置工事まで一貫した対応を行っています。
ケースにあわせてリースやサブスクリプションの選択肢もご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
長期的な運用を見据えたご提案で、快適な空調環境の構築をお手伝いいたします。
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