「ワーク・ライフ・バランス（仕事と生活の調和）」という言葉をご存じですか？

働くすべての方々が、「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のことです。
しかし、現実の社会では、「安定した仕事に就けず、経済的に自立できない」、「仕事に追われ、心身の疲労から健康を害しかねない」、「仕事と、子育てや親の介護との両立が難しい」などの理由で、多くの方がワーク・ライフ・バランスを実現できていません。 (政府広報オンラインより)

私たち建設業は長時間労働が多く、恒常化した時間外労働が続けば繁忙期には体調を崩してしまう。
これでは、従業員も仕事が続けられないし、会社としても大きく成長できない。
また、従業員が結婚・出産・子育て・介護期を迎える事を考え、就業規則の見直し、育児・介護休暇をきちんと規定する事で、家庭と仕事のバランスを保ち、生活での生き甲斐、仕事のやり甲斐をどちらも感じられる職場を作りたい。

そんな事から今回ワーク・ライフ・バランスに取組、社員が働きやすくやりがいを感じてもらうための改革を行い、あきる野市から「ワーク・ライフ・バランス推進事業所」の認定を頂くことになりました。

弊社での具体的なワーク・ライフ・バランスの取組

・就業規則の見直しを徹底して、今まで曖昧だった勤務時間や年間休日数の徹底を図る。
・みなし残業を設け、残業時間を減らしても安定した生活が送れるようにする。
・一人一人が自分の仕事内容を把握する事で、出勤時間や退社時間を決められるフレックスタイムを導入。
・パートさんも有給休暇が取得できように休暇制度を変更。
・これから結婚、出産、子育て、介護期を迎える従業員の為に育児休業や介護休業を見直し、無理なく仕事を続けられるように就業規則を変更。
・一つの仕事を二人以上で担当し、急な欠員ができたときにフォローに入れる体制づくり。
・人手が足りない場合は他社からも応援を頼める信頼関係づくりの徹底、人脈作り。また他業種との交流を持つことで、知識や仕事の幅を広げていく。
・建設業は長時間労働が多い為、社員が健康でいられるように健康管理を徹底する。

ワーク・ライフ・バランスを浸透・定着の為の取組

・年に数回の個人面談により会社の改善点や問題点を出し、社員全員で改善し協力していく。
・2ヶ月に1回　(株)そうじの力様　の研修を取り入れる事で、社内の整理・整頓・清掃を通して会社全体を風通しのいい社風になるよう心掛けている。
・クラウド上で社内のデータや行動を管理して、常に行動や顧客情報を確認する事で、移動の時間短縮を心掛け勤務時間の短縮をしている。
・手伝いを依頼するだけでなく、こちらからも応援に行ける体制づくりをして、お互いの信頼関係を築いている。

取組による具体的な効果・実績

取組を始めたばかりですが、
・有給休暇の取得率が上がっている。
・仕事の効率が上がってきている。
・急な休みが入っても他の従業員と外部からの応援で無理なく仕事をこなしている。

有限会社 サニーシステムにおけるワークバランスの取り組みについて

サニーシステムでは社内の取組だけでなく、社会への取組として様々な事に力を入れています。
外国人実習生制度、環境保護への取組、また、市内の社会貢献(あきる野市まちゼミ)にも力を入れて活動しています。