これからの季節、ますます気温が上がり、梅雨や夏を迎えるとエアコンの除湿や冷房を使い始める方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ使おうと思ってエアコンをつけてみたら動かなかったり、冷えなかったりといったトラブルは夏場に多く見られます。
このような突然の故障で困らないためにも、稼働シーズンに入る前に機器の試運転を行っておくことが大切です。

今回は、エアコンの試運転を行うことの重要性や、故障時によく見られる症状などをご紹介いたします。

エアコンの試運転をシーズン前に行った方が良い理由

冒頭でもご紹介したようにエアコンの場合、トラブルは毎年気温が高くなる頃に多く見られ、同時に修理依頼が殺到します。このため、修理や交換工事を依頼しても、なかなか工事業者に来てもらえず、暑さを我慢しながら過ごさなければなりません。場合によっては熱中症になってしまう恐れもあります。

ご家庭や職場でしばらく使っていない機器がありましたら、本格的な稼働シーズンを迎える前にスイッチを入れて、正常に動作するか確認しましょう。

なお、弊社で施工させていただいたお客さまには、アフターサポートとして毎年エアコンの使用時期が近づきましたら、試運転のご案内をさせていただいております。

故障時によくある症状と修理内容

エアコンの試運転を行った結果、正常に動作しない場合は、故障の可能性が考えられます。
弊社に寄せられる故障に関するお問い合わせのうち、ご相談の多い症状とその場合の主な修理内容をご紹介します。

ご相談の多い症状

・運転しない（スイッチが入らない）
・風が出るけど冷えない（暖まらない）
・運転が止まってしまう
・異音がする
・異臭がする

＜上記の症状がある場合の主な修理内容＞

・制御基板交換
・ファンモーター交換
・プリント基板交換
・熱交換器交換
・表示基板交換

エアコンが正常に動作しなくなっても、修理で直る場合は機器を交換する工事に比べて少額で済むことがあります。
ただし、年数が経過した機種の場合は、メーカーで交換用の部品を保有していない場合がありますので、その場合は新しい機種に交換となります。

修理を依頼したい場合はどうすればいいの？

修理をご依頼いただく場合は、事前に

・エアコンの型番
・どの部屋の設置されているエアコンか
・現在の状況
・エラーコードが出ている場合はその表示内容

などをご確認のうえ、工事を行った業者、またはエアコンの製造メーカーにご相談ください。

なお、弊社では主に機器の新設工事や交換工事を中心に施工させて頂いておりますが、機器の修理やメンテナンス等も承っております。お気軽にご相談ください。
※機器の修理に関しては直接機器メーカーに修理を依頼しております。

エアコンの点検・修理・交換工事はサニーシステムへ

サニーシステムでは、全館空調、エアコン、エコキュート/給湯器、床暖房、換気設備などの空調設備・給湯設備工事をさせて頂いております。
皆さまが毎日を快適にお過ごしいただけるよう、お悩みのご相談から調査・施工・アフターサポートまで承っております。
空調・床暖房・給湯設備など工事について、何なりとお気軽にご相談ください。