業務用エアコン
業務用エアコンはオフィスや店舗には欠かせない設備ですが、気になるのはその電気代。
消費電力量が大きく、稼働させる時間も長いことから、電気代も高くなってしまいます。
今回は、電気代の節約方法を探すポイントとなる「業務用エアコンの電気代の計算方法」、そして気になる「業務用エアコンの電気代節約方法」についてご紹介します。
電気代節約の方法を探すためには、「業務用エアコンの電気代がどう決まっているか」を知ることがポイントになります。
業務用エアコンの電気代は、次の計算式で求められます。
「電気代(円)=消費電力(kW)×電力量料金(円/kWh)×使用時間(h)」
つまり、電気代は「消費電力」「電力量料金」「使用時間」の3つで決まっていて、この中に業務用エアコンの電気代節約の鍵があるはずなのです。
ひとつずつ見ていくと、「電力量料金」は電力会社の定める料金になります。お得なプランへ加入されている場合、個人で変更を加えるということは難しいです。
「使用時間」もオフィスや店舗を開けている時間で大体決まってしまいます。労働安全衛生法も関わってきますので、こちらも制限して節約することは難しいものです。
一方で、「消費電力」は業務用エアコンそのものによって決まります。
つまり、業務用エアコン自体を工夫し、消費電力をいかに抑えられるかが、業務用エアコンの電気代節約のポイントなのです。
業務用エアコンの消費電力を抑えるためには、どのような方法があるのでしょうか。
一番手軽に、すぐ始められる業務用エアコンの電気代節約方法は「温度設定を変えること」です。
環境省によると、業務用エアコンの設定温度を、夏場は1度高くすることで約13%(約70W)、冬は1度低くすることで約10%もの消費電力を削減※できるのだとか。
業務に支障のない程度に温度設定をコントロールし、業務用エアコンにかかる電気代節約を目指しましょう。
※出典:環境省ホームページ(https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/setsuden/office/saving01.html)
業務用エアコンの電気代を節約するには、定期的な「クリーニング」も効果的です。
業務用エアコンが汚れた状態で運転を続けると冷暖房効率が悪くなるため、消費電力が増えてしまい電気代が高くなる要因となります。
フィルターの掃除などは勿論、業務用エアコン内部をクリーニングすることで冷暖房効率が維持され、フィルター掃除では除去しきれない嫌な臭いも解消されます。
業務用エアコン内部の掃除は分解を伴う作業が必要になるため、業務用エアコンのクリーニングを行っている業者に依頼し、定期的に行っていくことをおすすめします。
業務用エアコンの使用年数が概ね10年を超えている場合は、最新の業務用エアコンに交換することで電気代の節約が期待できます。
最新の業務用エアコンは、10年以上前の業務用エアコンと比較して、省エネルギー性能が向上しており、年間の電気代が数万円から十数万円程度削減される場合もあります。
もちろん交換に伴う費用はかかりますが、ランニングコストが安くなるため、導入コストを早期に回収できることが期待されます。
また、業務用エアコンの耐用年数は、一般的に6~15年とされており、製造打ち切り後9年以上経過している場合はメーカー側でエアコンの補修部品を保有しなくなるため、故障時に修理ができず、長時間業務用エアコンが使えないなどのリスクが高まります。
電気代の節約はもちろんですが、オフィスや店舗の空調環境維持のためにも、できるだけ早めに業務用エアコンの交換について検討されることをお勧めいたします。
サニーシステムでは、業務用エアコンの取り付けから交換、点検、クリーニングまで行っております。
オフィスや店舗、工場などで使用している業務用エアコンで何かお悩みはございませんでしょうか。
サニーシステムは快適な空調環境を実現するため、調査から施工・アフターサポートまでしっかり承っております。
業務用エアコンの工事・クリーニングのご依頼はサニーシステムまでお気軽にご相談ください。
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