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業務用エアコン入れ替えで夏の電気代を節約

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業務用エアコン入れ替えで夏の電気代を節約

事務所や小売店、飲食店など、業務用エアコンを使用している建物の電力消費量の内訳をご存じですか?
業種によっても異なりますが、実は電力消費量の25~48%を占めているのは、空調なのです。

電気代が高騰している今、電気代を節約するなら、業務用エアコンを最新省エネタイプに入れ替えるなど「空調による節電」がおすすめです。

電気使用量の25%~48%が空調

暑さの厳しい夏は、お客さまや従業員さんが快適に過ごすために、どうしても空調が必要になりますよね。

資源エネルギー庁の資料で「夏期のピーク時間帯の電力消費の内訳」を見てみると、それぞれ空調が25~48%と1、2番目に電力消費量が大きいことがわかります。
業務用エアコンをはじめとした空調での節電対策は、特に効果的だと考えられます。

夏季ピーク時間帯の電力消費の内訳

業務用エアコンをはじめとした空調での節電対策

それでは、電力消費量の大きい空調によって節電するためには、どのような方法があるのでしょうか?
資源エネルギー庁の「節電アクション」の資料を参考に、夏季シーズンに効果的な空調による節電対策を挙げてみました。

夏季シーズンに効果的な空調による節電対策

夏季シーズンに効果的な節電対策

  1. 労働衛生の観点から、28度を基準にする
  2. 使用していないエリアの空調を停止する
  3. 換気ファンを一定時間停止する、間欠運動をするなど、室内のCO2濃度の基準範囲内で外気取り入れ量を調整して外気導入による負荷を減らす
  4. ブラインド、遮熱フィルム、ひさし、すだれで日射を遮る
  5. 2週間に一度程度を目安に、フィルターを清掃する
  6. 室外機周辺の障害物を取り除き、直射日光を避ける
  7. 朝の涼しい時間帯から設備を起動する、複数台の場合は分散起動をするなど、立ち上げ時のピーク電力上昇を抑える
  8. 最新省エネタイプの業務用エアコンに入れ替える
  9. 空調負荷を減らすため、換気機器を全熱交換タイプの機器に入れ替える

業務用エアコンでは様々な節電方法がありますが、特におすすめなのが「最新省エネタイプの業務用エアコンに入れ替える」ことです。

年々性能の上がっている最新の省エネエアコンに入れ替えることで、快適さはそのままに電気代を削減することができます。具体的な節電効果についてもご紹介いたします。

最新業務用エアコンへの入れ替えで電気代節約!

業務用エアコンを最新の省エネタイプに入れ替えると、どのくらい節電効果があるのでしょうか?
下の表は15年前のモデルと最新のモデルによる業務用エアコンの1台あたりの電気代の試算になります。
15年前のモデルを2023年6月の電気料金に試算して、どのくらい電気料金の差が出るのか比べてみました。

年間電気代比較例

【試算条件】
運転月日:10カ月/年 25日/月 運転時間:1日13時間 東京都・戸建店舗を想定
試算基準:JRA4002:2013Rを基準 省エネ制御:機器の省エネ制御を考慮して計算(FIVE STAR ZEASはEco全自動モードを考慮)
気象データ:アメダスの気象データで試算 室内設定温度:冷房27℃、暖房20℃で試算
15年間使用した既設機は、2007年製のダイキン工業株式会社機(SYCP140PG)で経年劣化およびフィルター目詰まりを考慮して消費電力×1.375で計算
2023年1月電気代試算方法:東京電力 低圧電力契約:2019年10月1日供給約款 燃料調整費:23年1月の燃料調整費
2023年6月電気代試算方法:東京電力 低圧電力契約:2023年6月1日申請単価 燃料調整費:0円
年間消費電力量:2007年モデル 5,467kWh/2022年モデル(標準タイプ)2,404kWh/2022年モデル(省エネタイプ)1,829kWhにて試算
注)電気代は目安であり、負荷特性等の諸条件により異なります。試算は一定の条件に基づいて相対評価として表したものです。
電気代には2023年1月時点の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が含まれています。

試算結果では、15年前のエアコンを最新省エネタイプの業務用エアコンへ入れ替えることで、年間約50%電気代の節約になっています
古い業務用エアコンをご利用の場合は、最新の節電モデルエアコンへ入れ替えることで電気代節約につながることが分かります。

とはいえ、業務用エアコンの入れ替えには多くの費用が発生します。
まとまった費用の確保がすぐには難しいという場合には、初期投資をかけずに導入する方法もございます

以前紹介したこちらの記事を是非参考になさってください。
業務用エアコンのリース契約と購入 おすすめはどっち?
業務用エアコンのサブスクサービス

また、経済産業省、環境省、国土交通省、その他東京都や各自治体で、業務用エアコンを対象とした補助金制度も公募されています。企業や店舗の事業にマッチする制度を活用して、お得に省エネタイプの最新業務エアコンに入れ替えましょう。
2023年度(令和5年度)補助金で設備機器を導入【事業者・家庭向け】

業務用エアコン入れ替えの目安とは?

一般的に、業務用エアコンを導入してから10年が経過すると、不具合が発生するリスクが高まります。
業務用エアコン導入から10年以上経つ、または下記のような症状が出ている業務用エアコンは、そろそろ交換の時期と考えても良い頃合いです。
この機会に、入れ替えを検討してみてはいかがでしょうか?

買い替え時期の業務用エアコンの症状

  • 空調が効きにくくなった(冷えない・暖まらない)
  • 時々故障、エラー表示が出る
  • ニオイがする
  • 室内機・室外機の音がうるさい
  • 水漏れがある
  • 写真のような使用状況やパネルの状態

入れ替えの目安となる仕様状況

夏に向けて業務用エアコンで節電対策

毎年、夏になると空調の使用頻度は高まります。
業務用エアコン取り付け工事の予約が込み合うことも予想されますので、暑い夏が来る前に業務用エアコンを入れ替えて、節電対策をしてみてはいかがでしょうか? 上手に節電をしてこの夏を乗り切りましょう。

サニーシステムでは、業務用エアコンの取り付け・入れ替えはもちろん、エアコンクリーニングのサービスも行っております。業務用エアコンに関してご不明な点・ご相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。

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