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補助金などの活用でエコキュートの買い替え2023【前編】

エコキュート

補助金などの活用でエコキュートの買い替え2023

エコキュートが世の中に出回り、約20年が経ちました。
エコキュートは10年程度で部品劣化が進み、買い替えの時期となります。交換部品の在庫保存が終了している機器は修理が難しくなってきますので、エラー表示を見てそろそろ買い替えを検討されている方も多いのではないでしょうか。

2023年度はエコキュートの買い替えにあたって様々な補助金などの事業が行われておりますので、活用することで、よりお得に新しいエコキュートへ買い替えることができます。
前編は補助金などの種類と条件について、後編は主に補助金などの併用や機器の種類についてご紹介いたします。

2023年度 東京都で使える補助金などの種類と条件

2023年度、家庭用エコキュートの買い替えに活用できる補助金などの中から、今回は東京都にお住まいの方が使える3つの事業をご紹介いたします。

【クール・ネット東京】令和5年度 熱と電気の有効利用促進事業 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

「熱と電気の有効利用促進事業」は再生可能エネルギーなどの活用可能な熱源を家庭の利用機器に導入促進するため、都内住宅に設置されているエコキュートにかかる経費の一部を助成し、熱と電気を無駄なく有効利用していく事業です。

太陽光発電システムと組み合わせることでお得に、また停電時にも安心してご使用いただけます。すでに太陽光発電システムが設置されている方や、エコキュート設置することを検討されている方はご活用してみてはいかがでしょうか。

太陽光発電

申請受付期間

事前申請:令和5年5月29日~令和10年3月31日まで
交付申請兼実績報告:令和5年6月30日~令和10年3月31日まで

補助などの対象者

所有する対象機器を都内の住宅に設置する個人または法人

  1. 所有する対象機器を他の者の東京都内の住宅に設置するため当該住宅の所有者などに貸与する個人または法人
  2. その他マンション管理組合の管理者および管理組合法人並びに住宅供給事業者。なお、国および地方公共団体などは、助成金交付の対象とはなりません。

※リースなどにより対象機器を設置した場合は、当該機器の所有権を有するリースなどの事業者が対象者となります。

補助などの対象設備

下記の1から4すべてに適合するものが対象になります。

  1. 未使用品
  2. 東京ゼロエミ住宅指針における仕様規定の基準を満たしていること
  3. 太陽光発電システムで発電された電力を利用して、日中に沸き上げる機能を有すること
  4. 太陽光発電システムを併せて新たに設置する、又は既に設置している都内の住宅に、新規に設置されるものであること

補助額

助成率:1/3
上限額:1台あたり 220,000円

内容はクール・ネット東京のホームページより一部抜粋しております。
詳細はクール・ネット東京のWebサイトよりご確認ください。
令和5年度 熱と電気の有効利用促進事業 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業<クール・ネット東京>

【クール・ネット東京】東京ゼロエミポイント

この補助金制度では、東京都民が現在設置している機器を省エネ性能の機器に買い換えると「東京ゼロエミポイント」が付与されます。
ポイント数に応じた商品券とLED割引券が交付されるため、是非活用したいおトクな補助金制度です。

商品券

申請受付期間

2019年10月1日~2024年3月31日(当日消印有効)
2024年3月31日以前であっても、所定予算が消化され次第、受付を終了いたします。

補助などの対象者

  • 都内に住所を有する個人であって、その住所を公的な書類(免許証など)で証明できる方。
  • 住宅に設置済みのエアコン、冷蔵庫、給湯器、照明器具を、省エネルギー性能の高い新品の対象家電などに買い換えた方。
  • 購入した対象家電などを都内の住宅に設置する方

※申請者の対象年齢は問いません。
※申請者当たりの申請回数に一部上限があります。(LED照明器具は1人1台)
※法人での申請はできません。

補助などの対象設備

エコキュート
JIS C9220に基づく年間給湯保温効率または年間給湯効率が3.0以上(寒冷地仕様は2.7以上)であるエコキュート。

補助額

12,000P(LED割引券1,000円分+商品券11,000円分)※2023年4月1日以降購入分

内容はクール・ネット東京のホームページより一部抜粋しております。
エコキュート以外にもエアコンや冷蔵庫、LED照明器具などが対象になりますので、まとめての買い替えを検討されている方も是非以下のページをご確認ください。
東京ゼロエミポイント<クール・ネット東京>

【経済産業省・資源エネルギー庁】給湯省エネ事業

この補助金制度は、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」を達成するため、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行う事業です。

高効率給湯器は少ないエネルギーで効率よくお湯を沸かすことができるため、光熱費の節約も期待できます。
設置後もお得になりますので、補助金を活用しながら導入してみてはいかがでしょうか。

省エネ

申請受付期間

  • 契約日の期間:2022年11月8日~遅くとも2023年12月31日※
  • 着工日の期間:給湯省エネ事業者(住宅省エネ支援事業者)の登録申請日以降
  • 交付申請期間:2023年3月31日~予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)※
    ※締切は予算上限に応じて公表されます。

補助などの対象設備

  • ヒートポンプ給湯機の支援対象機器は、省エネ法上のトップランナー制度の対象機器である「エコキュート」。
  • 支援対象製品は、上記のエコキュートのうち、2025年度の⽬標基準値以上のものとする。ただし、「おひさまエコキュート」については、おひさまエコキュートに適した測定方法が確立されていないため、2025年度の⽬標基準値を満たしていないものも対象。
  • 補助額

    ヒートポンプ給湯機(エコキュート):5万円/台
    戸建住宅:2台以内
    共同住宅など:1台以内

    内容は経済産業省資源エネルギー庁のホームページより一部抜粋しております。
    補助金事業の詳細は、下記の事業概要よりご確認ください。

    給湯省エネ事業<経済産業省・資源エネルギー庁>

    エコキュートの故障に備えて買い替えをご検討ください

    冒頭でもご紹介したように、エコキュートは約10年程度で部品の劣化が進み、故障やエラーが起きるケースがよく見られます。
    交換部品の在庫保存が終了していて修理対応ができない機器もあるため、冬の寒い時期に慌てることのないよう、導入から10年程度経過したエコキュートは是非補助金などを活用して早めの買い替えをご検討ください。

    後編では、さらに賢く補助金などを活用できる「補助金などの併用や機器の種類」についてご紹介いたします。

    補助金などの活用でエコキュートの買い替え2023【後編】

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