全館空調・業務用エアコン・エコキュート工事のサニーシステム

お知らせ

ホーム > お知らせ > 消費電力を抑える!暑さに備える節電方法

消費電力を抑える!暑さに備える節電方法

家庭用エアコン

消費電力を抑える!暑さに備える節電方法

毎年ゴールデンウィークを過ぎた頃から暑さを感じだして「そろそろ冷房を入れよう」と思いはじめる方も増えてきます。
家を過ごしやすくしてくれる快適なエアコンですが、気になるのが電気代にも関わってくる「消費電力」ですよね。

消費電力を抑え、電気代削減につなげるためには、エアコンの効率を維持する「使い方」が大切になってきます。
暑さが本格的になって来る前に、節電方法を確認しましょう。

冷房が効きやすい部屋へ

エアコンが一番電力を消費するのは「室内の温度を設定温度まで下げる間」です。
そのため「冷房の効きやすい部屋づくり」が節電に繋がります。

仕切りがある部屋とない部屋の冷房の効き方

まずは部屋の扉を閉める、部屋を仕切るなど、空間を小さく使う工夫をして消費電力を抑えましょう。

カーテンだけの場合とよしずを使った場合の室内への熱の入り方の違い

次に、室内の熱対策も大切です。
夏の室内は直射日光が入りやすく、カーテンを閉めていてもカーテン越しに外の熱が入り込むため、窓の外側にも“よしず”などを設置して熱を遮ることで、室内の温度を抑える効果が見込めます。

電化製品へサーモグラフィーをあてたイメージ

また、家電製品からの熱も冷房効果を妨げる原因となってしまいます。
使っていない家電製品は極力電源をOFFにしましょう。

エアコンを最適な状態にして節電

部屋の準備ができたらエアコンもより良い状態で使えるよう、確認しておきましょう。

エアコンのフィルターにほこりがたくさん付着すると、空気の流れを妨げて余計な電力を消費してしまいます。
1年間掃除しないと、なんと約25%も無駄遣いになるという試算もありますので、運転前には必ず、フィルターの掃除をすることがおすすめです。

1年間エアコンを掃除しないと、約25%も電力の無駄遣いに

掃除機でほこりを吸い取る・中性洗剤を溶かしたぬるま湯でつけ置き洗いなどできれいにするエアコンクリーニングを依頼するなど、いくつかの方法がございます。
弊社でもエアコン分解クリーニングを承っております。詳しくはこちらからご確認ください。
エアコン分解クリーニング

室外機の前に伸びた草

同様に普段意識することが少ないエアコンの室外機も、空気の流れが妨げられると、エアコン効率が下がる原因になります。周囲に物が置いてあったり、草が生えていたりする場合には片付けてからエアコンを使うようにしましょう。

エアコンの使用方法で節電

エアコンを稼働させている時にも、使い方の工夫で節電ができます。
メーカーでも紹介されているおすすめの節電方法3つと、注意点についても紹介いたします。

スイッチのオン・オフは控えめに

エアコンのスイッチを入れるイラスト

エアコンのスイッチを入れた直後、エアコンは室内を設定温度まで下げるために勢いよく冷やしていき、お部屋が適温になったら、少ない電力で涼しい状態を維持します。
スイッチを入れた時が一番室内の温度と設定温度の差が大きく、電力を消費しやすいため、スイッチのオン・オフを控えめにすることが、節電につながります。

「風量自動」機能で効率的に運転

「風量自動」機能で効率的に運転

一見「風量弱め」の設定の方が節電できそうに思いますが、実は風量が弱いと熱交換機を通る空気の量が減り、調整した空気は少しずつしか送り出されません。そのため、部屋の中を涼しくするのに時間がかかり、余計な電力を使うことに。

風量自動機能」を使うことで、最初に温度調整した空気をたくさん送り出し、すばやく部屋を冷やすことができます。
お部屋が適温になったら少ない電力で涼しい状態を維持できるため、結果的に、消費電力の高い圧縮機の負荷を抑えられ、節電につながるのです。

温度ムラを抑える

温度ムラを抑える

空気の動きには法則があり、暖かい空気は上に、詰めたい空気は下に向かいます。
そのため、部屋の下部に風を送って部屋を冷やすと、上部にあたたかい空気が留まり、「温度ムラ」ができてしまいます。

エアコンの室内機に搭載されている温度センサーは「部屋が冷えていない」と勘違いし、必要以上に部屋を冷やそうと余分な電気を使ってしまいます。
エアコンの冷風の向きを水平にすることで、部屋の中の温度ムラを抑えて効率的にエアコンが使えるようになります。

エアコンの使用方法での節電には注意点も

エアコンの設定温度

エアコンは温度に合わせて自動で風量の強弱や暖房・冷房の切り替えをする機能が付いていますが、必ずしも「人の体感に合わせた調節」ができている訳ではありません

そのため、上記でご紹介したエアコンの使用方法での節電方法は、あくまで目安として考えるようにしましょう。

たとえば、体が暑さに慣れていない春頃は夏と比べて少し低めの温度でも暑く感じ、暑さに慣れてきた秋頃は少し温度が高めでも涼しく感じることもありますよね。
一定の「温度」だけに合わせると快適な状態をつくりにくく、思ったより体が冷えて風邪をひいてしまったり、逆に暑くて熱中症をおこしてしまったりする原因となることもあり得ます。

全てを機械に判断させるのではなく、エアコンを使用する方の判断で調整することも大切です。

新しいエアコンに入れ替えて節電

節電には新しいエアコンへの入れ替えも効果的です。
新しいエアコンは古いエアコンに比べて性能もよく、消費電力を抑えて節電することができます。エアコン購入から十数年経過している場合には、入れ替えをおすすめいたします。

カタログを見るとおおよその電気代を計算できますので、どのくらい安くなるのか算出してみてはいかがでしょうか。

エアコンのカタログ

一般的な電気代の算出

消費電力量期間合計(年間)×31円

うるさらX(14畳程度)の場合

1,066kWh×31円=33,046円

Eシリーズ(14畳程度)の場合

1,544kWh×31円=47,864円

※算出基準
外気温度:東京をモデルとしています。
設定温度:冷房時27℃/暖房時20℃
期間:冷房期間(5月23日~10月4日)/暖房期間(11月8日~4月16日)
時間:6:00~24:00の18時間
一般的には、電力量料金単価は31円/kWh(2022/07/22全国家庭電気製品取引協議会により「新電力料金目安単価」改定)

太陽光発電+蓄電池で無理せず節電

太陽光発電+蓄電池

夏の節電方法について、エアコンを中心に様々な方法をご紹介してきましたが、体のことも考えると無理をせずに快適な状態を保ちたいところですよね。

太陽光発電と蓄電池のセットは、つくった電気を貯めて必要な時に使えるため、電気代が高騰した今、消費電力対策の力強い味方になっています。

各自治体の補助金もありますので、消費電力の見直しを機会に是非、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

サニーシステムでは、エアコン工事はもちろん、太陽光発電・蓄電池設置などの創蓄工事も承っております。
エアコンの入れ替えをはじめ、太陽光発電・蓄電池設置をご検討の方は当社までお気軽にご相談ください。

このページを見た方はこちらのページも見ています

サニーシステムからの
耳より情報

空調・住宅設備のことなら お気軽にご相談ください サニーシステムでは、どんな規模の工事でもご相談を承っております。

PAGE TOP