床暖房
寒さの厳しい冬は、朝起きた時や外出先から帰宅すると、お部屋が冷え込んでいますよね。だからこそ、朝起きて着替える時、朝食の準備をする時、玄関のドアを開けた時、床暖房っていいなと感じることができます。
床暖房は足元からお部屋全体を効率よく暖めることで温度ムラが少なく、しかも輻射熱の効果で室温以上に暖かく感じることができるので、他の暖房器具に比べて室温を低く設定できます。そのおかげで省エネにも繋がりますし、温度が低いため乾燥も少ないというメリットがあります。
床暖房の良さを最初にご紹介しましたが、設備として不得意な面もあります。
1つ目の問題は、コストがかかることです。ランニングコストが使う分だけかかるのはもちろんですが、特に導入コストが他の暖房器具に比べて高くなります。
2つ目の問題は、お部屋の温度が上昇するまでには時間がかかることです。例えば、温水式床暖房は温かいお湯を流しても床面全体で放熱するので、室温が上昇しないと床面温度もなかなか上昇しません。
床暖房を快適に気持ちよくお使いいただくために!
まず1つ目の問題であるコストですが、導入時に床暖房工事と合わせて断熱や気密をしっかりすることが重要です。ここで手を抜くと室温が安定せず、エネルギーの無駄になり、ランニングコストが高すぎて使えない代物になってしまいます。逆に断熱や気密に力を入れたうえで床暖房の設定温度を少し低めに設定しておけば、ランニングコストはそれ程高くなりません。
ちなみに弊社事務所は朝5時前に出勤する日も多々あるので11月からつけっぱなしです。いつ出社しても床面温度26℃、室温21℃でポカポカです。事務所は約12坪で床暖房コストは11月から3月までの5ヶ月で約57,000円、1日あたりに換算すると380円になります。6~7人が快適に仕事をする事務所としてはリーズナブルだと感じています。
もし、夜寝ている時やお出かけの時に運転させているのはもったいないと感じる場合は、タイマー運転とエアコンの併用がおすすめです。
ここで2つ目の問題の解決にも繋がりますが、エアコンはお部屋の空気を循環させて暖かい風を吹き出すので、すばやくお部屋の空気を暖めることができます。朝起きる前や帰宅後少しの間エアコンを使えば、お部屋の温度が上昇するまでにそれほど時間がかかりません。
床暖房+エアコンの合わせ技を取り入れて、局所的な暖房から温度差の少ない優しい住環境を目指しましょう!トイレに行くのを我慢するのも、お風呂に入るのに慌てて着替えるのもナンセンスです。足先や関節の冷えも気にせずゆったり暮らす。床暖房は使ってみると、とても満足度の高い設備です。
床暖房やエアコンを安心して気持ちよくお使いいただくために、導入後のランニングコスト計算をはじめ、床や窓の断熱、熱源とその契約のご提案まで、スタッフ一同、丁寧にサポートさせていただきます。
また、すでに設置されている床暖房やエアコンをはじめとする空調・設備機器のアフターケアも承っております。
床暖房やエアコンの導入でお悩みがございましたら、ぜひサニーシステムまでお気軽にご相談ください。
当社のサービス内容については 床暖房工事 をご覧ください。
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