エコキュート
毎日の生活には欠かせない「給湯器」。
家庭のエネルギー消費量の約1/3は「給湯」が占めていると言われています。
それだけに毎月の光熱費は悩みの種です。
「できることなら節約したい」と考える方は多いのではないでしょうか?
そんな悩みに答えるのが「エコキュート」・「ネオキュート」です。
エコキュートは2001年に初めて発売され、2016年3月末までに累計出荷台数が500万台を突破し、主に4人以上の世帯に普及が進んでいるヒートポンプ給湯機です。一方、ネオキュートは使用湯量が少ない少人数家族向けや集合住宅用に新たに開発された軽量コンパクトなヒートポンプ給湯機です。
エコキュートが普及された背景には何があるのでしょうか?
今回は、エコキュートの特徴や導入メリットについて、ご紹介します。
お湯を沸かす湯沸かし器には、どんな種類があるかご存知でしょうか?
一般的にも知られているのは、ガス給湯器でしょう。
ガス給湯器は燃料とするガスを燃焼してお湯を沸かすので、各家庭でCO2が発生するので自然環境への影響が心配されます。そして家計においては電気代以外にガス代も生じます。
一方、エコキュートは空気の熱を利用した「ヒートポンプ」という仕組みによって効率よくお湯を沸かす給湯機です。エコキュートは電気使用量も少なく料金も安い深夜の時間帯でお湯を沸かすので、ガス給湯器と比較してCO2排出やガス代も、省エネルギーで給湯できるのが特徴です。
このヒートポンプは、電気のエネルギーを利用して大気中にある熱を取り込み、環境にやさしい自然冷媒(自然界に存在し、熱エネルギーを運ぶ役割を果たす物質)であるCO2(二酸化炭素)が熱を吸収して、その冷媒を圧縮することでさらに高温化し、貯湯タンクの水を温めていきます。
ちなみに、エコキュートに類似したものとして「電気温水器」というものがありますが、こちらは貯水タンクの中にあるヒーターを電気の力だけで温める仕組みであるため、エコキュートに比べて約3倍程度電気代が高くなると言われています。
これらのことから、エコキュートは毎日の生活で使うお湯を、少ない電気使用量でより効率よく沸かすことができるのです。
エコキュートを導入するメリットとして最も大きいのは、光熱費が節約できることです。タンクへの貯湯・沸きあげは電気料金が日中に比べて安い夜間に行うため、ガス給湯器と比較しても光熱費を抑えることができます。
また、エコキュートはタンクにお湯を貯める仕組みのため、断水時に非常用水として使用することができます。近年、高まりをみせる震災への備えとしても効果的で、いざという時、水があればとても安心です。
さらに、地球環境への配慮という観点からも、エコキュートは優れています。エコキュートが採用している自然冷媒は、フロン系の冷媒とは異なり、オゾン層に影響を与えません。また、エネルギー効率が高いという特徴から、省エネやCO2(二酸化炭素)の削減につながります。
エコキュートの導入だけでも光熱費の節約になりますが、もしガスコンロを利用されている場合は、IHクッキングヒーターへの変更も検討してみてはいかがでしょうか?
エコキュートの導入にあわせてオール電化にすることができれば、ガスの基本料金が不要となり、さらに光熱費を抑えることが可能になります。
また、エコキュートの導入による補助金に関してはお住まいの市区町村によって異なりますので、市区町村のホームページ又はサニーシステムまでお問い合わせください。
光熱費の削減を実現し、地球環境に配慮した生活をおくるために。
ぜひ、エコキュートの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
エコキュートの導入や工事に関してお悩みの方は、ぜひサニーシステムまでご相談ください。
工事に関する詳しい説明はもちろんのこと、設置・交換工事も承っております。
また、エコキュートの上手な活用方法、最適な電気料金プランについてもご提案いたします。
次回は少人数家族向けや集合住宅用「ネオキュート」についてお話します。
当社のサービス内容については エコキュート工事 をご覧ください。
このページを見た方はこちらのページも見ています
空調・住宅設備のことなら お気軽にご相談ください サニーシステムでは、どんな規模の工事でもご相談を承っております。