エコキュート
冷え込みの厳しい冬に突然エコキュートのお湯が出ない!とお困りになった経験はないでしょうか。
もし、外気温度が氷点下となるような寒い日にお湯が出ない場合は、エコキュートの配管が凍結している可能性があります。
朝起きてすぐにお湯が使えないと、身支度に時間がかかったりして、何かと不便なことが多いと思います。
そこで今回は、エコキュートが凍結した場合の対処法と凍結防止対策についてご紹介いたします。
エコキュートの配管が凍結した場合、凍結した部分を温める必要があります。
その方法としては主に次の3つがあります。
貯湯タンクの給水配管や給湯配管、ふろ配管部分、ヒートポンプ配管をタオルなどで覆い、ぬるま湯をかけて徐々に温めます。熱湯を直接配管にかけると、配管が破損してしまう恐れがありますので十分に注意しましょう。
メーカーの取扱説明書やホームページなどを参考にエラーを解除したあと、給湯栓を少し開いて徐々に解凍します。
日中の気温上昇に伴い凍結した部分が徐々に解凍されますので、お急ぎでなければそのまま待ちましょう。
今後、エコキュートの凍結を防止するにはどのような対策が有効なのでしょうか。
ここでは5つの方法をご紹介いたします。
浴そうにお湯や水をはったままにして、浴そう水を自動で循環させることによって、ふろ配管の凍結予防を行います。入浴後、全てのお湯を排水せずにお風呂にお湯を残しておきましょう。ポイントは循環口から約10cmくらい上まで残しておくことです。
配管に直接風があたると、熱が奪われて配管の温度が下がるため凍結しやすくなります。
別売りの脚部化粧カバーを取り付けると、配管に直接風が当たらないため、凍結の防止が期待できます。
1分間にコップ約1杯分の水が出るようにお湯側の給湯栓(蛇口)を開けておく方法もありますが、この方法ですと一晩でたくさんの水を使う事になるため、弊社ではあまりお勧めしていません。
給水・給湯配管、ふろ配管、ヒートポンプ配管は断熱材で覆われていますが、断熱材が破損していると凍結することがあります。特にバルブ、ストレーナー等の金属部分は凍結しやすいので、断熱材が破損している場合は販売店に連絡して、早めに補修しておきましょう。
凍結予防として最もスタンダードな方法ですが、配管に凍結防止ヒーターを巻くことで、凍結を防ぐ方法です。十分な凍結防止効果が得られますが、別途電源が必要になるため、配管の近くにコンセントがない場合は、専門業者に依頼してコンセントを設置する必要があります。
エコキュートを長期間使用しない時は沸き上げを休止する事が出来ますが、この場合も配管の凍結や破損の注意が必要です。
配管の凍結防止とタンク内を清潔に保つ為に水抜きをして下さい。
水抜きはかなり手間がかかりますが、水抜きをせずに沸き上げを休止した場合、凍結で配管がパンクして高額な修理費用がかかる場合がありますので、必ず行っておきましょう。
それでも凍結してパンクしてしまった場合は給湯器の給水バルブを閉めましょう。
もし、漏水が止まらない場合は水道メーターバルブを閉めて、メーカーに修理を依頼して下さい。
修理の依頼は施工会社を経由して依頼するか、または直接メーカーに電話をしてサポートを受けるようにしましょう。
サニーシステムでは、エコキュートの導入に関するご相談から工事・修理等のご依頼まで承っております。
ご家族の構成や使用湯量にあわせて、「エコキュート」だけでなくコンパクトで少人数家族に最適な「ネオキュート」のご提案もさせていただきます。
エコキュート・ネオキュートのことなら、サニーシステムまでお気軽にご相談ください。
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