埼玉県熊谷市にお住まいのお客様から、ナショナル製の高気密・高断熱住宅用システムマルチエアコンからセパレート型エアコンへの交換工事をご依頼いただきました。
ナショナル製の高気密・高断熱住宅用エアコンは、1台の室外機で複数のエアコンが使えるという高気密・高断熱住宅に特化した機器です。しかし、現在では本体・部品とも生産が終了しており、機器故障により修理ができずエアコンが使えなくなる住宅が増えています。
また、一般的なエアコンに交換する場合、既設の配管は室外機から天井裏などに設置されている分岐ユニットまで1本の配管、そこから各室内機に配管を分岐するのに対して、セパレートエアコンは室外機から各室内機まで直接配管する必要があるほか、室外機だけに電源があることが多いため、新たに設置する室内機の近くに電源(コンセント)を設ける必要があります。
今回の工事では、ナショナル製高気密・高断熱用マルチエアコン3セット(室外機3台、分岐ユニット3台、室内機6台)を撤去し、一部配管を新設のうえ、一般的な室外機1台に対して室内機1台のセパレート型エアコン6セット(室外機6台、室内機6台)の設置に変更しました。
はじめに既設のナショナル製高気密・高断熱住宅用システムマルチエアコンの設置状況を確認します。
ナショナル製マルチエアコンの特徴である「分岐ユニット」も2階の天井裏にありました。
セパレート型エアコンへの変更に伴い、室内機の近くにコンセントを設置する必要があるため、まずは分電盤に増設する回路分の空きがあるか確認します。
次に配管を通していくため、天井と壁を開口します。
2階の天井裏から2階の壁を通して1階の天井裏に配管を通していきます。
室外機は3台から6台になるため、設置スペースを圧迫しないよう2段架台に設置します。
最後に室内機を各部屋に設置し、室内機と室外機の接続に整合性がとれているか動作確認して作業完了です。
サニーシステムでは、エアコンの設置・交換工事のほか、エアコンの分解クリーニングも承っております。
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他社でとりつけた機器でも大丈夫!
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