埼玉県日高市のお客さまから「GAC(現:デンソーエアクール)製の住宅用全館空調システムが効かなくなってしまったため、システムを交換したい」とのご依頼をいただきました。
設置されていたGAC製の全館空調は、SKINNY(スキニー)ブランドのエアコンと熱交換換気扇 「HRJ250」がパッケージになった機器です。
新しい全館空調システムは、ダイキン工業製の5馬力の機種をご提案させていただきました。
お客さまの住宅は「2×4(ツーバイフォー)工法」と呼ばれる建物で、小屋裏に屋根を支えるための小屋組みがなくスペースが比較的広いことや、大きめの点検口が予め設けられていたこともあり、機器の搬出・搬入作業をスムーズに行うことができました。
全館空調の室外機にフロン類を閉じ込める「ポンプダウン」と呼ばれる作業を行ったあと、室外機を取り外してフロン類を回収します。
続いて、古い室内機を撤去します。
ダクト経路をきれいに整頓したうえで、新しいエアコン室内機と熱交換換気ユニットを2段に設置します。
冷媒配管は冷媒を漏洩させることがないよう気密状態を保持する必要があります。
今回接続箇所が多かったこともあり、耐圧試験を実施して、圧力低下がないかしっかり確認します。
新しい室内機にダクトを接続します。
冷媒配管の中に残った空気を専用のポンプで吸い出して真空状態にする「真空引き」を行います。
最後に機器の試運転と換気設備の風量測定を行い、動作に問題がないことを確認して作業完了です。
サニーシステムでは、全館空調の設置・交換工事をはじめ、各種空調設備の工事を承っております。
全館空調工事のご依頼・ご相談はサニーシステムまでお気軽にご相談ください。
他社でとりつけた機器でも大丈夫!
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