神奈川県相模原市のお客さまから「ナショナル製の住宅用全館空調システムが効かなくなってしまったため、システムを交換したい」とのご依頼をいただきました。

設置されていたナショナル製の全館空調は室内機が「BV-Z50DE1K3A」、室外機が「BV-D50UM1K」で、エアコンと熱交換換気が一体になったモデルです。

今回設置させていただいた新しい全館空調はダイキン工業製の機種で、エアコンと熱交換換気が分離したモデルとなっているため、設置スペースに収まるよう、配置を確認しながら作業を進めました。

また、お客さまの住宅は「在来工法」と呼ばれる建物で、既設の全館空調機器は小屋裏のかなり高い位置に設置されていました。
このため、今後の機器点検や機器交換作業を考慮して、小屋裏に作業床を設置させていただきました。

既設の全館空調エアコンは、暖房は灯油ボイラーの温水で暖め、冷房はエアコン（ヒートポンプ）で冷やす仕組みとなっていました。

小屋裏にはエアコンと熱交換換気が一体になった全館空調システムが設置されています。

全館空調の室外機にフロン類を閉じ込める「ポンプダウン」と呼ばれる作業を行ったあと、フロン類を回収して室外機を取り外します。

古い室内機はラジエターがエアコンと温水の系統に分かれていて、さらに換気が一体になっているため、かなり大きなサイズです。
ダクトや温水・冷媒配管の系統をそれぞれ確認しつつ、室内機を取り外していきます。

新しい全館空調のエアコンと熱交換換気ユニットをそれぞれ設置します。
小屋裏のスペースが広いので将来の機器点検もしやすそうです。

ダクトをそれぞれ接続します。

新しい室外機を設置します。
最後に機器の試運転と換気設備の風量測定を行い、動作に問題がないことを確認して作業完了です。

 

サニーシステムでは、全館空調の設置・交換工事をはじめ、各種空調設備の工事を承っております。
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