東京都多摩市のお客さまから「ナショナル製の住宅用全館空調システムが効かなくなってしまったため、システムを交換したい」とのご依頼をいただきました。
既設の全館空調システムはナショナル製の熱交換気冷暖房ユニット「FY-D64UE1K」のマルチタイプでした。
交換後の機種にはダイキン工業製の「2馬力のエアコン」と「熱交換型換気扇2セット」をご提案させていただきました。
お客さまの住宅は断熱性能が非常に高い2×4(ツーバイフォー)工法系の建物「スウェーデンハウス」で、小屋裏の機器設置スペースは「ブローイング」と呼ばれる工法で断熱材が敷き詰められていました。
全館空調システム内部には、空気中にある熱を運ぶ「冷媒(フロン類)」と呼ばれるガスがあります。
このガスが空気中に漏れてしまうと地球温暖化に影響を及ぼすため、法律で回収が義務付けられています。
このため、室外機にフロン類を閉じ込める「ポンプダウン」と呼ばれる作業を行ったあと、室外機内のフロン類をボンベで回収してから室外機を撤去します。
既設の室内機も撤去します。
小屋裏と室内機スペースを分けていた断熱材を撤去します。
室内機と熱交換型換気扇を屋根裏から吊り下げるための準備を行います。
小屋裏と機器設置スペースを空気的に分けられるように断熱材で仕切ったあと、ダクトを通していきます。
新しい室内機と熱交換型換気扇を設置します。
新しい室外機を設置します。
今回2台構成となったため、電源を分けるための分電盤も設置しました。
最後に試運転と風量測定を行って作業完了です。
サニーシステムでは、全館空調の設置・交換工事をはじめ、各種空調設備の工事を承っております。
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他社でとりつけた機器でも大丈夫!
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