神奈川県藤沢市のお客さまから「熱交換換気冷暖房システム(全館空調)が故障したので交換したい」とのご依頼をいただきました。
既設の全館空調はナショナル製の熱交換気冷暖房システムで、冷暖房室内ユニットが「FY-Z56DB3K」、熱交換換気ユニットが「FY-18KB5A」でした。
熱交換換気ユニットは2004年製で製造から17年近く経っており、耐用年数の目安が13~15年とされていることを考えると、交換時期を迎えていたようです。
交換後の全館空調には、三菱製の「パッケージエアコン」と「ロスナイセントラル換気ユニット」の組み合わせをご提案させていただきました。
お客さまの住宅は高気密・高断熱仕様の「木造軸組工法」で、全館空調機器は1階天井裏に設置されていました。
全館空調のエアコン内部には、空気中にある熱を運ぶ「冷媒(フロン類)」と呼ばれるガスがあります。
このガスが漏れてしまうと地球温暖化に影響を及ぼすため、法律で回収が義務付けられています。
エアコン内部にフロン類を閉じ込める「ポンプダウン」を行ってから機器を外していきます。
室内を養生したあと、室内機を取り外します。
ロスナイセントラル換気ユニットは下屋の天井裏が広かったため、スムーズに入れ替えることができました。
新しい室内機にあわせてダクトを取り回したあと、機器を設置します。
点検が難しい場所で配管を延長したため、気密性が保たれていることを確認するために窒素による耐圧試験を行います。
最後に冷媒配管の中の空気を専用のポンプで吸い出す「真空引き」を行った後、機器の試運転を行い、作業完了です。
サニーシステムでは、全館空調の設置・交換工事をはじめ、各種空調設備の工事を承っております。
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他社でとりつけた機器でも大丈夫!
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