東京都八王子市のお客さまから「全館空調システムが壊れてしまう前に交換したい」とのご依頼をいただきました。
全館空調システムはナショナル製で、室内機は「FY-Z56DB6K」、室外機は「FY-D56UE6K」が設置されていました。
お客さまからヒアリングをさせていただいた際に「冬の寒い時期に暖房の効きが弱い」とのご相談をいただきました。
空調能力が足りないエアコンの場合、室内がなかなか暖まらない・冷えないだけでなく、常に最大能力で運転を続けなければならないため、電気代が大幅にかかってしまう場合もあります。
さらに空調能力が足りないまま無理な運転を続けることは、エアコンに負荷がかかり、劣化を早める原因になってしまうこともあります。
交換後の機種には、より空調能力の高いダイキン工業製の3馬力のエアコン「SSRM80BJV」と熱交換型換気扇「VAM150HS」の構成をご提案させていただきました。
事前調査の際に小屋裏の機器設置エリアの様子が目視できませんでしたので、ご注文をいただいたあと、施工前に点検口を設置させていただきました。
小屋裏は「ブローイング」と呼ばれる工法により断熱材が吹き込まれており、室内機やダクトにも断熱材が乗っている状況でした。
まずは屋外にある既設の室内機からフロン類を回収します。
屋内では入念に養生したうえで既設の室内機を取り外します。
室内機撤去の際に断熱材(グラスウール)を一旦袋に集めておきます。
小屋裏の断熱材も一旦取り除きます。
施工性と断熱性能を考慮して、天井面に断熱材を戻してビニール養生し、屋根面をしっかりと断熱します。
エアコン機器の能力が上がるため、電源と冷媒配管を新設します。
ダクトを取り回して新しい室内機を設置する準備を行います。
室内機を設置して、ダクトを接続していきます。
新しい室外機も設置して配管を接続したあと、耐圧試験を実施します。
今後の機器点検や入れ替えがしやすいように、ロフト部分に点検口を設置します。
最後に機器の試運転と風量の測定を行って作業完了です。
サニーシステムでは、全館空調の設置・交換工事をはじめ、各種空調設備の工事を承っております。
全館空調工事のご依頼・ご相談はサニーシステムまでお気軽にご相談ください。
他社でとりつけた機器でも大丈夫!
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