東京都大田区のお客さまから、ナショナル製の高気密・高断熱住宅用システムマルチエアコンから一般的なセパレートの天井カセット型エアコンへの交換工事をご依頼いただきました。
ナショナル(現パナソニック)製のシステムマルチエアコンは、高気密・高断熱住宅の気密性と断熱性の高さを活かし、複数の小さな能力のエアコンを1台の室外機で動作させることが可能な仕組みとなっていました。
しかし、現在では本体・部品ともに生産が終了しており、機器が故障しても修理が行えず、エアコンが使えなくなる住宅が増えています。
また、既設の配管が室外機から分岐ユニットまで1本、分岐ユニットから各室内機にそれぞれ接続となっていますが、セパレートの天井カセット型エアコンに交換する場合、分岐ユニットがなくなり、分岐ユニットから室外機まで室内機の台数分配管を新設する必要があります。
今回の工事では、ナショナル製高気密・高断熱住宅用システムマルチエアコンの室外機「CU-B3WG45K2」と室内機「CS-WB162AC2」1台、室内機「CS-WB222AC2」1台をそれぞれ撤去し、配管を2本新設のうえ、現行の天井カセット型エアコン(室外機2台、室内機2台)に交換するご提案いたしました。
はじめに室外機からフロン類を回収します。
室内を養生したあと、既設の室内機を撤去します。
ナショナル製の能力の小さい天井カセット型エアコンは寸法が小さいので、機器の入れ替え時に他メーカーではなく、再度パナソニック製を選択されるお客さまが多くいらっしゃいます。
室外機から分岐ユニットまで、冷媒配管と連絡電線を通すため、壁に点検口を設置させていただくとともに、天井を開口します。
室外機が2台になりますので、配管を2回路分通して2段架台を設置します。
新しい室外機と室内機を設置して、配管を接続したあと、耐圧試験を実施します。
エアコンの配管内部を真空状態にする「真空引き」を行ったあと、試運転で動作確認を行ってエアコン工事の作業は完了となります。
引き続き、内装屋さんにお願いして開口部分の下地処理を行ったあと、クロスを貼っていただき、全工程終了となります。
サニーシステムでは、エアコンの設置・交換工事のほか、エアコンの分解クリーニングも承っております。
エアコン工事のご依頼・ご相談はサニーシステムまでお気軽にご相談ください。
他社でとりつけた機器でも大丈夫!
このページを見た方はこちらのページも見ています
空調・住宅設備のことなら お気軽にご相談ください サニーシステムでは、どんな規模の工事でもご相談を承っております。