埼玉県鶴ヶ島市のお客さまから「ナショナル製マルチエアコンを更新したい」とのご依頼をいただきました。

既設のマルチエアコンは、天井埋込カセット形（天カセ）が10畳程度用「CS-MB282AC2」1台、壁掛け形が12畳程度用「CS-M322A2」、6畳程度用「CS-M222A2」、14畳程度用「CS-M402A2」の3台、室外機が「CU-4M802A2」の構成となっていました。

製品は2008年のモデルで、10年以上も大切にご使用いただいていたようです。

一般的にはメーカーの部品保有期間となる7～8年経過すると部品在庫がなくなり、修理ができなくなることがあるため、当社では、7～8年経過後の故障は、早めに交換されることをおすすめしています。

交換後の機種には、パナソニック製の後継機種で天カセが10畳程度用「CS-MB280DC2」、壁掛けが12畳程度用「CS-MJ360D2」、6畳程度用「CS-MJ220D2」、14畳程度用「CS-MJ400D2」、室外機が「CU-4M800D2」の構成をご提案させていただきました。

パナソニック（旧ナショナル）製の天カセは、排水ポンプのエラーが起こりやすい傾向があり、特にパイプ内が汚れているとエラーが発生してしまうことから、機器を取り外したタイミングでパイプ内の洗浄を行いました。

弊社では、過去にパナソニック製天井埋込カセット形エアコンの排水トラブルを解消した事例がありますので、こちらもご覧ください。
【埼玉県川越市】住宅 パナソニック製ハウジングエアコン排水トラブル解消

 

はじめにポンプダウンを行って、フロン類を室外機に回収します。

室内を養生したあと、既設の天カセエアコンを取り外します。

屋外に出ている排水パイプにクリーナーを接続して、パイプ内の汚れを吸い取ります。

壁掛けのエアコンも取り外して、新しい機器を取り付けます。

新しい室外機を設置します。

全ての機器の接続を行ったあと、機器の試運転を行います。

最後に天カセのポンプに水を流し、しっかり排水することを確認して作業終了です。

 

サニーシステムでは、エアコンの設置・交換工事のほか、エアコンの分解クリーニングも承っております。
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