埼玉県鶴ヶ島市のお客さまから、「エアコンの調子が継続的に悪く、冷媒ガスが抜けているようなので確認してほしい」とのご依頼をいただきました。
最近では大手のハウスメーカーさんも空調業者が減少傾向にあり、今回のように他社施工物件のアフターフォローのご依頼をいただくケースが増えてきました。
オーナーさん宅に伺い、話をお聞きしていると、どうやら竣工時から調子が悪いとのことで、しかも「5台ついているエアコンのうち、4台の調子が悪い」とのことでした。
システム全体として原因は「ガス漏れ」とすぐに確認できたため、施工時に工具に不具合でもあったのかな?と思いつつ、原因究明のため、一つひとつ配管のどこから漏れているのか確認する必要があります。
それぞれの配管に窒素ガスを充填して、窒素ガスの圧力低下(漏れ)がないかを確認していきます。その結果、配管の延長部分から冷媒ガスが漏れ出していることを突き止めました。
ガス漏れしていた箇所を修復、冷媒ガスを規定量充填し、エアコンを快適にお使いいただけるようになりました。
ガス漏れ調査のため、まずはエアコン内に残っている冷媒ガスを回収します。
屋内外とも配管を途中から延長させており、この部分を取り外してから建物の壁や天井の中ではないことを祈りつつ、配管1本ずつ窒素ガスを充填しました。
(エアコンはガスが流れる配管が2本1セットになっています)
1週間ほど経過観察して、取り外した延長配管以外では窒素圧力の低下がないことを確認しました。
やはり配管の延長部分から冷媒ガスが漏れ出していたようです。
ガス漏れしていた配管を補修、機械を接続して、規定量の冷媒ガスをシステムにしっかり充填して作業完了です。
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